竹ふえの自家源泉 | Bath
温泉は大自然からいただいた恵であると共に大切な限りある資源でございます。
竹ふえの館内30のお風呂は、自然の恵をそのままにすべて自家源泉かけ流しでございます。自家源泉をすべての露天風呂、内湯、足湯に直接引き、加水や加温、循環などを一切おこなってございません。
温泉につかりお湯を熱いと感じたことはございませんか?お湯がぬるいと感じたことはございませんか?
竹ふえの源泉泉温は61.8度でございます。源泉100%かけ流しを行い、加水・加温を一切行わずに温泉温度を管理することは容易ではございません。竹ふえでは“湯番頭”が毎日全てのお風呂の清掃を行い、源泉の状態・その日の天候や気温によって、蛇口から出る湯量を調整し、温泉温度を季節によって違う「竹ふえの設定温度」になるよう日々努力してございます。
しかし、温泉の温度管理は大変難しく、時にはお客様が熱いと感じたり、ぬるいと感じたりすることがあるかと存じます。そこで竹ふえでは、各お風呂に温泉バルブを設置いたしました。温泉バルブでは、熱いときは水色のバルブをひねり「竹林水」を、ぬるいときは赤色のバルブをひねり「竹ふえの源泉」をお風呂に足し、ご調整ください。
【水色:竹林水、赤色:源泉】
天然の保湿成分で、お肌の新陳代謝を促進してつるつるにしてくれる美肌成分でございます。お肌のセラミドを整える作用が期待できます。コラーゲンの生成を助けて肌をみずみずしくしてくれる効果や美白効果がございます。 一般的には50mg/kgで「美肌に有効」、100mg/kgで「強大な美肌効果」とされております。飲用では胃粘膜を修復する効果があり、胃薬に使われれいる成分でございます。
竹ふえのメタケイ酸:215.5mg
塩素イオンが含まれるお湯は、入浴すれば、皮膚に塩分が付着して汗の蒸発を防ぐため保湿効果があると言われ、体が温まりやすく湯冷めしにくいという特徴を持ち、温熱効果によって血行が良くなると言われております。 また殺菌効果が高く傷の湯とも言われる成分でございます。
竹ふえの塩素イオン:169.5mg
硫酸イオンは血液に多くの酸素を送り込む作用がございます。硫酸イオンが含まれたお湯は神経痛、胆道疾患や便秘に効果があり、糖尿病、痛風の改善に効くと言われております。
竹ふえの硫酸イオン:215.0mg
炭酸水素イオンが含まれたお湯は、重曹の働きで皮膚の表面を軟化させるため、皮膚病に効果があると言われ、また保湿効果によって肌がしっとりすると言われております。
竹ふえの炭酸水素イオン:372mg
温泉水の水素イオン濃度(ph)値を表します。ph値は1に近いほど酸性、10に近いほどアルカリ性、6~7.5が中性の温泉でございます。 人間の皮膚のphは4.5~6と言われており、水道水、血液、汗などはほぼ中性で、温泉のph値が肌のph値に近いほど肌への負担は少ないと言われております。
竹ふえのph値:6.41
- 竹ふえの温泉は療養泉?
- はい。竹ふえの温泉は、療養泉でございます。医学的に治療効果のある温泉水のことを療養泉と呼び、鉱泉分析法指針で治療の目的に供しうる鉱泉を特に療養泉と定義し、泉温が25度以上で、特定された八つの物質について更に規定がございます。 竹ふえは、源泉泉温が61.8度で、その八つの物質の中の「溶存物質総量」が1323.9mg/kgで、規定値である1000mg/kgを超えております。「溶存物質総量」の量が多ければ多いほど浸透圧が高いとされております。
- 竹ふえの温泉はかけ流し?
- はい。竹ふえの温泉は「源泉100%かけ流し」でございます。『かけ流し』は、お風呂への給湯する前の源泉に対する処理方法で分類でき、加水、加温ともに 行わないかけ流しの事を、特に『源泉かけ流し』と呼びます。かけ流しの特徴は、薬剤を加えていない場合が多く、その温泉の本来の泉質が味わえることでござ います。また、かけ流しと対をなす「循環式」とは、源泉から自然に湧出または機械的に汲み上げた温泉をお風呂に供給し、お風呂から吸い上げた湯を、貯めて循環させろ過などをし、塩素系の薬剤を混ぜて再び浴槽に戻すことをいいます。
- 竹ふえの全てのお風呂は源泉のかけ流しの”温泉”?
- はい。全国の温泉施設なら、どのお風呂も”温泉”だというのは正しい認識ではございませんが、竹ふえのお風呂は全てのお風呂が源泉100%かけ流しの”温泉”でございます。